第117回:私の戻り値(2002/8/2) | |
皆様、『戻り値』という言葉を御存知でしょうか。 恐らく、コンピュータの世界に身を置いた人でなければ耳にしないでしょう。 しかも技術よりの話になりますので技術者の方々に限定されるかもしれません。 『戻り値』とは、 「関数やサブルーチンとして呼び出された側が、呼び出し側に戻す結果の値」 の事を言います。 【A】が命令したことに対し【B】が返した結果、そんな認識でよいかと思います。 返した結果が期待値でなければエラー処理をするとか、そんな風に使われたりします。 もっと適当なこと言うと、ラーメン屋での処理みたいなものです。 「ラーメン屋でラーメン頼んで結果的に自分の前に出される物」というのが『戻り値』になります。 それを元に、ラーメンが出てきたらOK、カツ丼が出てきたらNGの処理を行ったりする訳です。 突然難しい話から入ってスミマセン。 とりあえず、この知識がないと全然笑えない話なんで。 では、本題へ。 ついこの間なんですが、夢を見ました。 夢の内容なんて八雲辰人(by朝の来ない夜に抱かれて)が 人の記憶を消すかの如く簡単に忘れてしまうものなんですが、 あまりに内容が衝撃的だったのと、良いタイミングで目覚ましに起こされたので 忘れようにも忘れられそうにありません。 さてさて、その夢なのですが、 私はガラス工芸店みたいな所にいました。 えー、なんでこんな所にいたのでしょう。 分かりません、夢ですから。 某夢診断のパイオニアやどっかの偉い学者さんなら 「壊れやすいガラスをイメージしたということは、不安定な心理状態で生活していることを意味します」 とか鼻高々に言うんでしょうけど。あ、これ適当ですからね。 で、このガラス工芸店の店員さんに何故か体のサイズを測ってもらうことになったのです。 よくスーツとか仕立てるときに肩幅・腰周り・首周り・胸囲などをメジャーで計るアレですね。 えー、なんでこんなことになったのでしょう。 分かりません、夢ですから。 某夢診断のパイオニアやどっかの偉い学者さんなら 「メジャーで巻かれることをイメージしたことは、何かで縛られたい葛藤があることを意味します」 とか鼻高々に言うんでしょうけど。あ、これ適当ですからね。 ちなみに、この店員さんの顔ははっきり覚えていません。 (肝心な所を覚えていない) 紺のスーツに紺のスカート、縦縞のブラウス、首にワインレッド色のリボン、 そんな一般的なOLさんみたいな格好をしていました。 あ、髪型がショートヘアだったのは覚えています(何故だ!?)。 で、この店員さんが私の身体を弄び始めました。 別にサイズ測り始めたってだけですが。 肩幅を測り、首周りを測り、そして腰周りへ。 その腰周りを計る時に妙に密着されたんですよ。 それじゃあメジャーの目盛り確認できないだろう!ってくらいに。 しかも、ちょっと荒い息を吐きながらです。 夢の中の私は日本の歴代の首相の名前を順番に考え始めました。 伊藤−黒田−山県−松方−伊藤−松方−伊藤−大隈−山県−伊藤・・・・あれ誰だっけ? と第4次伊藤博文の次を考えているうちに胸囲を測りだしました。 同じく妙に密着されてます。 もちろん、荒い息で。 『だめだ!理性を保つんだ!!』 と心で自分を励ましながら他のことを考えるよう努力しました。 しかし、その健闘に反比例して無常にも下半身に血が流れていきます。 えー、身体は正直ってやつですね。 そして、ついに私のアレは店員さんに触れてしまいました。 当たってしまった瞬間、催眠術が解けたかのように店員さんは素に戻ってしまいました。 当然、密着することなく普通に胸囲を測り、 「危なかったわ、もう少しで貴方に襲い掛かるところだった。 貴方の戻り値の御陰よ。 上手くエラー処理に流れたわ。」 と、言いました。 あれ?私の戻り値(アレ)は貴方にとってエラーですか!? 何をもってエラーなのかサッパリ分からないです。 ここで目覚まし時計に起こされてしまいました。 ウソのような本当の話です。 日本の歴代の首相を考えたのも本当。 最後の店員さんの台詞は、文末とか違っているかもしれませんが。 別に今のところ仕事でプログラム関係を触っている訳ではないんですけどね。 ちょっと職業病気味な雰囲気を醸し出している夢でした。 なお、某夢診断のパイオニアやどっかの偉い学者さんなら 「明らかに欲求不満ですね」 とか鼻高々に言うんでしょうけど。 そんなわけありますかってんだ、てやんでえこんちくしょうだよ。 意味が分からない人には全然笑えない話です、申し訳無い。 しかも態々入室制限までして期待させちゃってゴメンナサイね。 今後、こんなのは自粛致しますので。 <BGM> Sky High! Fly High! (Kaori Asoh & Michiko Naruke) [WILD ARMS Vocal Collection - alone the world] |