第126回:生きている限り、生きろ(2002/10/19)


本来なら今頃は悠々とベガスの話をまとめていたでしょう。
しかし、予想もしなかった事態が私の身に降りかかってしまいました。
心配してくださった方々の為にも、こちらの方を先に記しておきたいと思います。

既に掲示板で触れましたが、10月13日(日)の夜に私は交通事故に見舞われました。
灯りのない山道の走行中に突然現れたカーブに友人が反応しきれず、
私を含めた4人を乗せた車は道路脇の建物に突っ込んでしまったのです。

車は全壊、3人が怪我、そのうち1人は重傷で入院、
翌日に事故現場を見ましたが、死んでもおかしくない事故だったかと思います。
実の所、事故当時の状況は全くもって覚えておりません。
断片的に記憶はありますが、はっきりしているのは救急車で病院に運ばれた後からです。
立って動き回ったり、携帯の電話に平然と出ていたらしいですが。

私の怪我は頚椎捻挫と右腕打撲で全治2週間。
いわゆる「むち打ち」というやつですね。
入院した奴に比べれば全然軽い怪我で済んでますが、それなりにキツいです。
今は幾分首の痛みも楽になり前後には動かせるようになりましたが、
まだ左右に振るのは痛くて動かせない、そんな状態です。
正直、怪我の痛みよりも幾多の事後処理に追われるのがきつかったりするのですが。

このように、私Zac.は生きてます。
首が固定されつつもキーボードを打っています。
まだまだ死ぬ訳にはいきません。

だって・・・

『親より先に死ねない』

親より先に死ぬなんて、そんな親不孝なことはありませんもの。
まだまだ私の親孝行も足りないですし。

『やり残したことがあるから死ねない』

いい年になりましたが、まだまだ私の野望は沢山あります。
大阪の方々にも会いに行きたいし、北海道にも行き足りない。
北海道に住みたいという願いも実現させたい。
BMIIDXの『A』だってまだクリアしていない。 ←ヘボい
そして、このHPも中途半端なままなのでここで投げ出すわけにはいかない。
この他にもまだまだ沢山あるのですから。

『護りたい人を護りきれないまま死ねない』

あれだけ「命を懸けて護りたい」と言っておいて自分が死んだらどうにもなりません。
護り足りない、私はまだ自分で誓った使命をまっとうしていないのですから。

『あんな部屋の状態じゃ死ねない』

とりあえず、死ぬ前に色々と片付けたいものがあるから。
つーか、私の部屋はそんなものばっかり。
目の当たりにしたら確実に親は泣くでしょう。

まあ、このように私には死ねない理由が沢山ある訳で、
この命大切にしていきたいと思います。

まさかベガス話より先にこちらを書くことになろうとは思ってもいませんでした。
とりあえず、命を失わなかったことに感謝。
そして、心配してくださった多くの方々にゴメンナサイ。



<BGM>
 OPENING
 [少林サッカー オリジナルサウンドトラック / avex]