第13回:ピアノコンプレックスの話 (2000/5/28)


掲示板にて私のコンプレックスについて触れましたので、
この場を借りて、私の「ピアノコンプレックス」を説明致します。
(コンプレックスとは言わないかもしれませんが)

私、オルガン暦2年・エレクトーン暦7年であります。
今はもう手がついていかなくなり、平凡な腕前ですが、
ちゃんと続けていた頃はそれなりに弾く事ができました。
オルガンは幼稚園入園当時から始め、教本が終了すると、
自動的にピアノかエレクトーンにコースが分岐するシステムになっていました。

小さい頃からピアノの音色が好きだった私は、
当然の如くピアノコース選択を希望していました。
しかし、私はエレクトーンコースを選択しました。
というより、選択させられたと言う方が正しいでしょう。
理由はただ一つ、アパート住まいだった為「近所迷惑になるから」でした。
エレクトーンなら音量調節ができますからね。
音楽教室で先生の目を盗んではピアノの前に座っていたのをよく覚えています。

あの時、ピアノコースへ進んでいれば、って今でも思います。
ピアノを弾ける人への一種の憧れみたいなものがあります。
その憧れだけは昔も今も変わりません。

ピアノの音色はいつも私のハートをガッチリとキャッチします。
過去に強制的に決別させられた分、ピアノに対する想いはより強くなっている、
そんな感じがします。