第131回:やわらかそう(2002/12/05)


先日大阪に行った際に物議を醸し出した「やわらかそう」について、
この場を持ちまして説明させていただきます。

まあ、原画さんやグラフィッカーさんのセンスや力量の問題なのですが、
私が牧野那波さん(水月)の服や肌から感じられるやわらかそうな質感が素晴らしい
というのを力説したのが事の発端です。

一番重要なのは光と影。
光と影のコントラストは、一般的に身体のラインを表現するために重要な役割を果たしますが、
描き方によってはやわらかそうな質感を表すこともできます。
牧野那波さんの場合、その「光と影」が絶妙なんです。※下の画像参照



どうです?やわらかそうでしょ?

絶妙な光と影により表現された身体の隆起は、
服の材質や触り心地、肌の温もりだけではなく
『ふにっ』としたやわらかそうな感触をもイメージさせ、人々を魅了し続けます。

シャツが全然不自然な感じしないですよね。
こりゃ完璧に「綿100%」ですよ。
エディー・バウアーで購入したTシャツと同じような感触が伝わってきます。
というか、同じはず。

このシャツの下に隠されている部分については絵を載せられないので詳しくは述べません。
(流石にそりゃマズイ)
ただ、この絶妙な質感がシャツの上から&中からのやわらかさをイメージさせてくれると言えましょう。

勿論、色の塗り方とかも影響していると思います。
あたたかみのある配色がやわらかそうな質感を更に際立たせていることは言うまでもありません。

書いてみて思いました。
私、思いっきり変態染みてますね。
これじゃあ単なるエロオヤジだよ。
突き詰めれば要するに「絵や色の塗り方が上手い」と言いたいということなのですが。

身振り手振りを交えた説明は流石に入れられないので残念。
これがあれば更に詳しく説明できたのになあ・・・。

スミマセン、期待通りの内容ではなかったかもしれません。
文字だと限界ですわ。

<BGM>
  Fade To Black
 [ 電脳戦機バーチャロン / オフィシャルサウンドデータ ]