第19回:そりゃ無理だ (2000/7/17)


第18回でも触れましたが、
私は超が付くほどの汗っかきであります。
この時期、スーツの上着なんてとても着れるもんじゃありません。
オフィスでコンピュータをいじっている機会が圧倒的に多い私にとって、
「まあ、上着なんてええじゃないか」という軽い気持ちでいました。

ただ、ビジネスマナー的に上着を着ていないのは
実際の所あまり誉められたことじゃありません。
それも理解はしていましたが、
「わざわざ汗をかくような荷物を増やして、
汗ダクのままお客様と接するのもどうかな。」
という思いもありました。

で、珍しく今日はお客様のサポートに出る用事がありまして、
いつもの通り上着を着ない格好で会社を出ようとしたら、
突然上司に呼び止められました。

上司「上着は?」
私 「暑いので着ていません。」
上司「それはお客様に対して失礼なので、今度から着るように。」

ここで素直に「はい」と言えば良かったのですが、
このまま引き下がるのが嫌だった私は、

私 「でも、汗ダクでお客様に会うのもあまり印象良くないですよ」

と反論しました。
そしたら、上司はこう言い返したのです。

上司「汗かかないように頑張って。」

・・・ってあんた、そりゃ無理だ!!
呆れて言い返す力もありませんでした。

でも、ちゃんと着ていない私も悪いんですけどね。
それはそれで今後気を付けるとしても、
「汗をかかない」ってのはちょっと・・・。
是非、見本を見せて貰いたいものですな。