第200回:後世に語り継ぎたいもの(2004/05/12)


記念すべき200回目のコラム。
個人的な内容で読者置いてきぼりな感が否めない本コラムですが
何気に多くの方に読んで頂いているようで大変感謝しております。
皆様の応援や意見や厳しいツッコミに何度も励まされてここまでやってこれました。

一応、桂木弥生が私に命令して集めた『事件簿』という位置付けなのですが、
200回分読み返してみると事務所潰れるんじゃないかと心配してしまう内容ばかり。
探偵事務所の調査報告が何でビマニの話なのよ、と。
こんな事件しかないんですかい弥生さん、という突っ込みは覚悟した上で、
200回目も何か特別なことをする訳でもなくまったりと書いていきたいと思います。

このあいだ区役所へ行ったときのこと。
待機コーナー(?)でNHKの「みんなのうた」を観る機会がありました。

確か「道」という歌だったんですけど、
曲に併せて流れる映像がスゲーなあと関心致しました。
トゥーンシェードを使った温かみのあるキャラがグリグリ綺麗に動く姿に
「こりゃ大変な工数かかってるぞ」と。←職業病

去年、「笑顔」という歌のアニメーションに
新海誠さんを起用して一部マニアを唸らせましたが、
古くは「コンピューターおばあちゃん」に坂本龍一氏が参加していたり、
(この曲、元々は別番組の曲だったらしいですね)
歌も映像も結構有名な面々を取り揃えてまして
相変わらず番組にかなり力入れているなあと思った次第です。
確か故・石原裕次郎氏も歌ってたと思います。
※私の年代がバレバレですね・・・

勿論、技術の進化により表現方法などは変わっていますが、
歌と映像で綴るという形式は今も昔も変わっていません。
その中で40年以上もハイクオリティな作品を維持しているというのは
やっぱり凄いことだと思います。
そんなことを区役所の片隅で改めて実感しました。
このような番組はずっと歴史を積み重ねて欲しいものです。
後世に語り継いでいく価値があるものだと思います。

過去の楽曲を集めたDVDとか出ていませんかね。
ニデラのvisual worksと同じような楽しみ方ができると思うのですが。


<BGM>
traces ( TaQ )
[ bounce connected / TaQ ]