第240回:切ない・・・(2005/04/25) | |||||||||||||||||||||||
先日の京都旅行で伏見稲荷大社に行ってきました。 ※事件でシャ!237回参照 伏見稲荷大社
また「お稲荷さん」のご利益として、以下の説明が伏見稲荷大社ホームページに記載されています。
話は全然変わりますが、昨年オリックスブルーウェーブと合併した 近鉄バファローズの最後の監督は梨田昌孝(なしだまさたか)という野球人でした。 選手としては両足を震わせてタイミングを取る「コンニャク打法」を武器に名を馳せ、 監督としては2001年に近鉄をリーグ優勝に導いた実績があります。 昨年の球界再編劇は野球ファンに大きな衝撃を齎しました。 結果としてオリックスと近鉄が合併、東北楽天ゴールデンイーグルスというチームが新規設立。 その結果、現在どうかというところには言いたいことありますが別の話なのでここでは語りませんが、 少なくとも昨年の『近鉄バファローズ消滅』という高い授業料を払ってでも、 経営者、球団、選手、ファン、それぞれの問題を見つめなおす良い切っ掛けになったと思います。 そんな激動の渦中で最後まで近鉄ナインを引っ張ってくれた梨田監督には感謝しておりました。 が、その感謝の気持ちをより強くし、同時に切ない気持ちになってしまうものを 近鉄が既に消滅した2005年になって私はこの伏見稲荷大社で見てしまったのです。 何の願をかけたのだろうか・・・ まさか激動の影に、こんなものがあったなんて・・・当然私は知りませんでした。 というかいつからあるんだろう。かなり新しそうではありましたけど。 どんな理由・想いがあって伏見稲荷大社に願をかけたのかは分かりません。 (ご存知の方がいらっしゃいましたらご一報ください) 親会社の商売繁盛か、常勝・近鉄バファローズの心願か、選手が怪我をしないように家内安全か、 何にせよ願意をかけた際に近鉄がこんな結末を迎えるとは思ってもいなかったことでしょう。 ただ、この鳥居を見て梨田監督の人柄が伝わってきました。 なお彼は近鉄バファローズの最後の試合前、こんな言葉を選手たちに残しています。 いい言葉だなあ この鳥居を見て余計切なくなったのは言うまでもありません。 <BGM> FELYS ( onoken ) [ - / - ] |