第250回:続・たまには真面目に主張してみる(2005/07/05)


前回に引き続き真面目に主張させてください。

クールビズ(COOL BIZ)ってあるじゃないですか。
CO2の発生原因となっているエアコンの設定温度を上げるため、
環境省から提唱されたネクタイと上着を着けないファッションです。
今年から多くの企業で実施されています。

私、このファッションはダメなんですよ。
上着を着ないのは賛成なんですけど、ネクタイを着けないのはもう全然ダメ。
ネクタイを外すくらいなら暑いのを我慢します。

まず気合が入りません。
ネクタイをギュッと結んで「よし、仕事するぞ!」と気分を高揚させていたのに
それが無くなると一日中『Zac. Normal Version』になってしまいます。
Nomal Versionというのはいつもの私であり、単なる服好きのオッサンです。

また、私のネクタイへの拘りを披露できません。
普段はファッションへの拘りなんてちっともないくせに、
ネクタイだけは一丁前に考えて着けています、これでも。
1000円ネクタイから高級ネクタイまで30本くらい持ってまして
その中からシャツやスーツに合わせてチョイスしています。
ま、実際そんな拘りを人に気付かれたことありませんが。

そして何より格好良さが失われます。
私は何処にでもいそうな平凡な体型・顔をしておりますが、
ネクタイを着けると当社比3倍くらい格好良くなるとお世辞を言われています。
ただし私の普段の格好良さは、1を標準として数字化すると0.3くらいなので
それを3倍しても1にすら届かない有様だったりするのですが。

そんな訳で誰が何と言おうと会社命令だろう環境省命令だろうと
私はネクタイを外すことを絶対にしません。暑いのを我慢します。
武士の命が刀なら、リーマンの命はネクタイ。
この気持ちを胸に一夏を乗り切ろうと思っています。

あ、別にクールビズ自体を批判している訳ではありませんので。
ネクタイ外すと体感温度が1℃下がると言いますし、
働きやすくなるのであればそれでもいいんじゃないでしょうか。

まあ自分のことに限らずネクタイというのは結構重要だと思います。
クールビズと直接関係はありませんが、
例えば女性がネクタイするとメチャメチャ格好良いじゃないですか。
弥生がネクタイしたら超絶素敵ですよ。
そんな弥生に迫られ、挙句の果てにネクタイで手を縛られ自由を(以下略)


<BGM>
Resolution
[ Piano concerto / RESOUND WAV. ]