第258回:リフォームの痛い想い出(2005/10/19)


先日、親から「実家をリフォーム」するとの連絡がありました。

このリフォームというイヴェント、普通ならドキドキワクワクといったところでしょうけど、
私の実家は風呂を薪で沸かさないといけないくらい古い家でありまして、
今までもあちらこちらにメス・・・・・・じゃなかった鋸を入れているので
私というか我が家にとってはあまり珍しくもないイベントだったりします。

むしろ私にとっては痛々しい過去を想い出すイベントであまり良いものではなかったり。

それは忘れもしない小学校2年生の冬。
我が家は結構大きなリフォームをしたのですが、
そのついでにリフォームの息が掛からない部分の屋根と壁の補修をすることになり、
二階建ての家なので二階部分の屋根や壁を補修するため家の周りに足場が組まれました。
(余談ですがこの二階部分も元々平屋だった家に無理矢理増築したもので変な位置にあります)



そう、「ワンパクでもいい、たくましく育って欲しい」
という年頃だった私にとって格好の遊び場が家の周りに作られたのです。
これはもう遊ぶしかありません。
親から「危ないから止めなさい」と言われて止める訳がありません。

ただ、最初のうちは足場の上を歩くだけでかなり楽しかったのですが、
2、3日すると歩くだけでは物足りなくなって別の遊び方を考え始めました。

そこで思い付いたのがこれ。



名付けて「君も私も消防団」。
メインの足場を支えるために打たれた斜めの支柱を利用した
いかにも後先の不安を一切考えない子供らしいデンジャーな遊びです。

さあ皆さん、もうオチが分かりましたね。
分からない方の為にはとっておきのヒントを。
私はです。

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・・・・・・まあ、当然ながら結果はこうなった訳であります。



こういうので効果音を出すとすればキ〜〜〜〜〜ン!!が一般的なんでしょうけど、
実際にはドスッ!!!みたいな感じでそりゃもう死ぬかと思いました。
あのジワジワと迫ってくる痛みは想い出すだけで悲鳴を上げてしまいそうです。

それでも泣かないで痛みを堪えていたことははっきり覚えています。
子供とは言え流石にこんな場面を人に見られたくないですからねぇ。

と言う訳で、私はリフォームにあまり良いイメージがありません。
今考えるとシンボルちゃんよく無事だったなあと思います。



<BGM>
冥(Amuro vs Killer)
[ beatmaniaIIDX12 HAPPYSKY ORIGINAL SOUNDTRACK/ KONAMI ]