第358回:山本昌、好投の裏側に(2008/08/12)


完全に旬を逃していますが、やろうとしていたネタなので敢えて……。

7月27日の対阪神戦。
今シーズン6勝目、通算199勝目を挙げました!

前回の山本昌・応援コラムが6/10まで遡りまして、
あれから2ヶ月も過ぎてしまいましたが、その間の成績は以下の通り。

−6/17 対西武 - 5回2/3 7安打4失点(自責4)・四死球0・三振5
−7/2 対阪神 - 4回 9安打3失点(自責2)・四死球2・三振3
●7/8 対広島 - 6回 8安打3失点(自責3)・四死球1・三振3


ここまで3試合が勝ち星無しの1敗。
勿論、テレビやネットで観戦していましたがもう内容は忘れました。
いいのです、一気に200勝へ到達するための助走期間みたいなものですから。
(実際、テレビで観ていて悔しかったりしましたけど)

で、この後が圧巻でした。

○7/15 対巨人 - 6回 7安打4失点(自責4)・四死球1・三振3
○7/21 対広島 - 6回 4安打無失点・四死球1・三振5
○7/27 対阪神 - 5回 4安打1失点(自責0)・四死球1・三振2


怒濤の3連勝、一気に199勝まで白星を増やしたのです。

特筆すべきはこの6試合の四死球の数。
際どいコントロールが生命線の山本昌投手にとって、
四死球の数は調子のバロメータにもなっているのですが、
投球回数が少ないとは言え1試合平均1つしか出していません。
自分が投手やってた人間として唯一自慢できるのは「四死球が少ない」ことなんですけど、
やっぱりラジコンのコントローラで鍛えた山本昌投手には負けます(←そんなの当たり前だ)

※ちなみに過去五年間の投球回数と四死球数は以下の通り
 投球回あたりの四死球数が多い年は成績もパッとしません

  2004年 → 157回・45四死球(13勝6敗)
  2005年 → 116回・39四死球(7勝8敗)
  2006年 → 170回2/3・42四死球(11勝7敗)
  2007年 → 108回1/3・31四死球(2勝10敗)
  2008年 → 77回・15四死球(7勝3敗) ※8/4現在


ま、それはそれとしても、199勝目を挙げた時点で
もう私の心の中は次の試合で200勝行ける気分になっていましたけどね。
ただ、7/28付のスポーツ新聞に衝撃の事実が掲載され、その自信が確信に変わりました。



ラ、ラジコンも断っていたのか!!


そりゃクワガタとラジコンを断った山本昌に勝てるはず……

今年に入って一度も……

あれ?

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今年も白星稼いでるよ!!


勿論、野球シーズンの始まりを意味する2/1から断ったのだと思いますけどね。
新聞記者さん、気を付けましょう。


<BGM>
Drive on dragoon (彩音)
[ THE WORKS 3.0 〜志倉千代丸楽曲集〜 / 5pb. Records ]