第386回:絶望の瞬間(2009/04/25)


皆様、『絶望の瞬間』を味わった経験はありますでしょうか?

そんな状況は是非とも味わいたくないものですが、
仕事場で、電車で、学校で、ゲームで、家で……
今日もどこかでデビルマンよろしく、今日もどこかで『絶望の瞬間』が大きな口を開けて待っており、
事の大小はあれど人間何十年も生きていれば1度や2度経験するであろうかと思います。
経験の無い方は……物凄く運が良いのでしょうね、はい。

なお、この時点で『絶体絶命のピンチ』を思い浮かべる方がいるかもしれませんが、
少なくとも今回のコラムのニュアンス的には似て非なるモノだと捉えてください。
『絶体絶命のピンチ』はピンチを切り抜ける微かな望みがある状態だが、
『絶望の瞬間』はその望みすら無いような状態……と考えて頂けると理解できるかも。

そんな『絶望の瞬間』ですが、私も何度も味わったことがあります。
で、「その中で最も絶望した状況は?」と聞かれたら真っ先に挙げるのはコレ。












つい先日、客先へと移動する電車の中。
花粉症の影響で止め処なく溢れてくる鼻水を処理しようとカバンを開けたその瞬間、
目の前に飛び込んできたのは……





なんたる絶望的光景!!


前回のコラムで書きましたが、私はこの時期ティッシュを箱ごと持ち歩きます。
ポケットティッシュなんてチマチマしたアイテムは持っておりません。
場所は電車の中で連れはおらず……この状況ではティッシュを調達できるはずもありません。

こうなると鼻水を垂らさないよう必死で啜り続けるしかないのですが、
花粉症の鼻水がそんな子供だましの小細工で抑えられるはずもなく、
目的地に着くまでの間、マスクの下はまさに『絶望』を絵に描いたような状況になっておりました。
……マスクしていたのが唯一の救いですね。

『たかが鼻水』ですが花粉症の人間にとっては『されど鼻水』。
ティッシュの手持ちが無くなった瞬間に『絶望』を味わえるのですよ。

いや、ほんと、ティッシュの補充はこまめにやりましょうね。


なお、このコラムを打ちながら
ゲームやってて味わった『絶望の瞬間』ってどんな時だったかなぁと考えたのですが、
真っ先に思い付いたのはコレでした。
















みすず三体、マジ絶望。


※上記は『絶望』っぷりを分かり易く表現したイメージ画像です。
 ファミコン版『熱血硬派くにお君』はスプライトの関係で同時にみすず三体は出てきません。
 一体倒すと次のみすずが出てくる仕様です。確か。

ちなみにアーケード版で表現するとこんな感じになりました。




絶望する暇もなく目の前に三途の川が見えますわ。


<BGM>
neogenesis(DM Ashura)
[ beatmania IIDX 16 EMPRESS ORIGINAL SOUNDTRACK / KONAMI ]