第57回:Zac.西へ・・・2nd Ignition(2001/06/04) | |
4月同様、仕事の関係で大阪へ行く機会ができまして、 5月26日〜30日の5日間、前回同様talk様宅に居候させて貰いました。 前回は仕事の後に有給を貰いましたので、気分的に幾分余裕があったのですが、 今回は仕事の前が休みだったため、適度な緊張感を保つ必要がありました。 あんまり羽を伸ばし過ぎると仕事が上の空になってしまいますからね。 目玉は何と言っても当サイト至上初のオフ会(in関西)。 皆様と個人的にお会いした事はありましたが、告知したのは今回が初めてでした。 そんな大きなイヴェントもありまして、大変有意義な5日間を過ごす事ができました。 宿泊場所を提供してくださったtalk様を筆頭に、 オフ会へ参加してくださった、めるかとる様、siro様、クライド様、に この場を借りて厚く御礼申し上げさせて頂きます。 ありがとうございました。 さて、今回も日記形式でいってみましょう。 <5月26日> とりあえず、今週中に片付けなければならない仕事が幾つか残っていたので、 出発前に会社でちゃっちゃと仕事を終わらせる。 その時、カレー君も一緒に仕事をしていたのだが、 東京駅まで私を見送りについて来てくれるとのこと。 喜んでその申し出を受け、一緒に東京駅へ。 しかし、彼を東京駅に連れて行く事でこんな事態が待ち受けていようとは、 誰一人として予想できる者はいなかっただろう・・・ 〜 カレー、東京駅で大ブレイクする 〜 出発まで30分くらい時間があったので、「とりあえずどうしようか」という話になった。 まあ30分くらいなら一人でも苦もなく過ごせる時間だったのだが、 ホームまで見送りに来てくれるということになり、カレー君は入場券を買って一緒に改札をくぐる。 その時から妙に落ち着きがないカレー君だったのだが、 ホームへ上がるエスカレーターの上でボソっと一言、 「俺さあ、新幹線見るの2回目なんだよね」 その言葉を象徴するかのように、ホームへ上がったカレー君は一心不乱にはしゃぎ始めた。 気分が高揚してるから「餞別買ってやる!」とバターピー奢ってくれるわ、 「こりゃ写真撮るしかないでしょ!」とキオスクでインスタントカメラは購入するわ、 この男と付き合い始めて2年以上経過しているが、こんなはしゃぐ姿は正直初めてだった。 まあ、このノリは紛れもなく本物だったので、私も調子に乗ってはしゃぎ始めた。 とりあえず、車両先頭へ行き写真を撮りまくる二人。 東京駅の新幹線ホームは、東海道山陽と東北上越長野が隣り合わせのため、 運が良ければ両方の新幹線の勇姿が拝めるという一粒で二度美味しい場所。 『ひかり』や『のぞみ』は勿論、東北側の『MAXやまびこ』『つばさ』まで見ることができ、 もうカレー君の興奮は最高潮。 更に、その我々二人の姿に気がついた『のぞみ』の車掌さんにシャッターまで押してもらう始末。 まだ現像してないらしいが、アホ面した二人が写ってるんだろうなあ・・・。 まあ、そんなこんなで大阪を出発。 『のぞみ』に揺られる事二時間半、大阪へ到着。 大阪駅でtalk様と合流し、神戸屋の下見をして一路talk様宅へ。 以前泊まったときの『いいちこ』が残っているとのことで、とりあえず二人で一本空ける。 まあ、その時の二人の会話も凄かったのだが、 それよりもまさか次の日にあんなことになるとは、予想もできなかったなあ・・・。 ちなみに、帰ってきてから社内でこの話題が出たのだが、 その時のカレー君の一言は、あの時の興奮は本物だったと証明してくれる一言だった。 「『MAXやまびこ』と『つばさ』も見ちゃったもんね!」 <5月27日> 待ちに待った関西オフの日。 参加者は私Zac.とtalk様・めるかとる様・siro様・クライド様の5人。 他のサイトのオフ会がどうなっているのかは知らないので何とも言えないが、 個人的には結構集まったような気がする。 大阪駅(阪急梅田駅?)に12時集合だったのだが、 この時点で私、なんと昨日の酒が抜けてなかった。 昼間っからしかもこんな大事なイヴェントに酔っ払っている人間が一人。 いや、ホント申し訳なかったですわ。 ただ、皆様には「ダメな大人」の見本を見せる事ができたので良しとするか・・・。 そして、全員無事合流。 軽い自己紹介を済ませた後、時間も時間だったのでまずは食事を取る事に。 誰が言い出したかは忘れてしまったが、向かった先は「神戸屋キッチン」。 まあ、イートインが可能な普通のパン屋ですな。 ・・・別にそれ以外の目的はございません・・・多分。 いや、ホントだって・・・ しかし、昨日の下見を生かして行っては見たものの、昼飯時だったこともあり店内は混雑状態。 席が空く気配もなく、途方にくれる5人。 (その中に一人だけ「途方にくれる」ではなく「ご満悦」だった人物が一人いたのはナ・イ・シ・ョ) 勿論、昼食を食べるという前提で集まっているので当然全員空腹状態。 仕方なく神戸屋を諦め別の喫茶店で食事を取る事に。 ちなみに、この喫茶店での会話は申し訳ないのだがここでは書けない。 殆どEVEとは関係ない話だったというのと、出席者の特権ということで大目に見て欲しい。 何も言わないのもアレなので一言でまとめると、 「こんな大人になっちゃいけないよ」という内容であったと言えよう。 想像力豊かな方は想像・妄想しておくんなまし。 んで、食事の後はカラオケ。 定番と言えば定番ですな。 しかし、他のオフ会もこんなもんなんだろうか。 まあ、酒の入りにくい昼間ではこんなものなんだろうな、と一人で納得。 (既に入っていた奴が一名いたが) ちなみに、行ったカラオケボックスにはエレベータが無く、 5Fまで階段上らされたのには、正直おじさん参った。 パーティルームみたいな広い所で、5Fにはその一部屋しかなかったのが実に印象的。 なんか悪魔城ドラキュラの時計台ステージのテッペンにいるボスの心境でしたわ。 で、当然それぞれの持ち歌や好きな歌を披露していったのだが、 実に印象的だったのがsiro様の歌った『ラヴ・パッション』。 本部長を愛するsiro様の御気持ち、しかと受け止めましたぞ!ってな感じ。 talk様と私の『愛の伝道師』組は、EVEキャラに想いを寄せて叫びまくるいつものノリで。 クライド様は、ピュアな心そのまんま表したかのような、歌詞が綺麗な歌を連発。 めるかとる様は・・・銀河鉄道999(ゴダイゴ)、反則だぜコンチクショウ!! カラオケも終了し、何故か再び「神戸屋キッチン」へ。 この場所にやけに固執する人物が若干一名いた訳だが、その理由は未だに不明である。 多分、EVEに存在する数々の謎を解明するよりも難しいことなんだろうな、うん。 しかし、5名の想いが神に届かなかったのであろうか、またもや店内は満員状態。 それでも昼時よりは人の流れがあるだろうと店内で暫く待っていたのだが、 5人分のスペースが確保できるほど甘くは無く、結局今回も諦める事に。 無駄に時間を費やすのも勿体無いし、待つのも億劫になりますからな。 でも、私の場合は不思議と待つのが苦痛じゃなかったなあ。 と言うよりむしろ、待つことがこんなに素晴らしい事だとは思いもしなかった。 ・・・おっと、あまり多くは語るまい。 仕方ないので近くの喫茶店で話をすることに。 ここで、多分今回のオフ会の中で一番重要なテーマであろう話が持ち上がる。 それは、「共通の話題」についてである。 EVEの話は全員可能なのであるが、それ以外の話題は参加者全員話せるとは限らない。 趣味や拘りは勿論、年齢までもが影響するからである。 はっきり言ってしまえば、参加者の最年少と最年長の年齢差は10近くになってしまうと、 年齢云々が影響する話題は、お互いに未知な世界なのだ。 例えば、「特攻野郎Aチーム」や「ナイトライダー」の話をしたとしても、 リアルタイムか運良く再放送枠で見れた人にしか分らない話だ。 分らないと一方的に聞く側に回ってしまうことになる。 今回のように5人という比較的少ない人数ならいいのだが、 万が一このサイトが人気出てきちゃったりして参加メンバーも増えてきたら、 この事は大きな問題になるだろうと予想できる。 まあそれは、聞く側に回ってもその話題を楽しく聞くことができればいいと思う。 (流石に、突き詰めてしまうと「EVEの話題以外話すな」になってしまうので。) その為に必要なのは、話題の中心にいる人達が聞く側の人達に気を配れるか、ということ。 フフフ、実はこんなシリアスな話題も挙がってたのよん。 いや、こういう気遣いを皆様がしてくれるというのは、管理者としてホント嬉しい限り。 お世辞抜きで当サイトに遊びに来て下さる方々を誇りに思いますわ。 そして再び「神戸屋キッチン」へ。 所謂、三度目の正直ってヤツですな。 しかし、残念ながらまたしても5人入れるスペースは空いておらず。 んで、時間も時間だったため、とりあえず一度オフ会としては解散する事に。 ここで、めるかとる様が帰宅。 いや、御忙しい中の御参加に感謝感謝。 残る四人はひたすら席が空くのを待つ。 今度は比較的簡単に空いたので、ようやく全員落ち着くことができた。 ・・・若干一名、何故か落ち着きの無い奴がいたが、この際どうでもいいだろう・・・。 ここではEVEの話、特にサイトに掲載されている小説の話がメイン。 人によって色が出るから面白い、というのが全員一致の意見。 いやいや、いつも素晴らしい作品を有難う。 これに便乗してsiro様も本部長モノでいかがでしょうかねえ? なんて催促もしてみたりして。 内容が色々な意味で濃すぎて全部書けないのが悔やまれるが、 大まかにこんな感じのオフ会だった。 雰囲気ぐらいはなんとなく掴んでいただけたかな。 本当は、オフ会レポート専用のページを作る予定だったのだが、 ちょっと時間が無いのでコラムに書かせて頂く。御勘弁を。 しかし、一本1.5kgのパンって凄いよなあ・・・。 (ねえ、siro様?) ちなみに、夜は再びtalk様と二人で語り合う。 しかし、いつまでも話題が尽きませんなあ・・・。 <5月28日> 今日から仕事本番。 とは言え、午後からで良かったので12時ちょっと前に起床。 時間的にもかなり余裕だったのだが、ここで一発目の事件が。 〜 Zac.、肌着が無い 〜 素っ頓狂なタイトルで申し訳無い。 実は、三着持ってきた筈だった肌着が、どうやら二着しか持ってきてなかったようなのだ。 なもんで、着ていく肌着が無いという事態に陥る。 一昨日と昨日着ていた肌着は洗濯したばかりだったので勿論乾いておらず、 コンビニに買いに行こうとしたのだが、talk様が扇風機で乾かしてくれる事に。 いや、ホント御迷惑をお掛けしましたわ・・・。 (って、こんなの氷山の一角なんだけどね) 余裕の朝が一転して慌しい朝になった訳だが、無事時間までに仕事先へ到着。 仕事の話は・・・まあここでは書かないことにしよう。 書いても面白いものじゃないしね・・・。 んで、この日の夜は仕事の付き合いもあって軽く食事をすることに。 この時、私の人生においてかなり勉強になる事件が一つ。 〜 Zac.、木葉丼を知る 〜 短冊切りにしたカマボコを卵でとじた食べ物だったんだ。 (他にも色々な具は入っていたけど) 二十云年生きてきたが、この食べ物の存在は初めて知った。 いやはや、勉強になり申した。 そして、talk様の家に帰って本格的な食事を取り、 その後は三度talk様と二人で語り合う。 いい加減に話題も尽きそうなものだが、むしろ話し足りないくらい。 今度は仕事抜きで来たいよなあ、ホント。 <5月29日> 今日は朝から仕事。 大阪のラッシュに揉まれて仕事先へ。 一日中立ちっぱなしの仕事なので、かなり疲れた。 帰りに明日の朝食用にと「神戸屋キッチン」でパンを買う。 大阪駅の地理に大分慣れた自分にちょっと感動。 もう、一人で歩けそう。 で、talk様に今から帰りますの電話を入れた時、 「それなりの覚悟をして帰って来てください」 と言われる。 どうやら、私は二発目の事件を引き起こしてしまっていたようだ・・・ 〜 Zac.、洗濯物から物を取り忘れる 〜 携帯ストラップとガムを入れたまま洗濯機の中にシャツを入れてしまったようだ。 「全部手洗いし直した」とtalk様の苦労を聞かされて、心の底から申し訳無い気持ちになった。 なんというか、どうしょもないですね私・・・。 大分、私のいい加減さがバレてしまったなあ、と。 しかも、それはまだしもtalk様には別の意味での迷惑もかけちゃったんですわ・・・。 それは流石に恥ずかしいので黙っておきますが、 皆様、洗濯するときはポケットの中とかちゃんと調べるようにしよう。 余談:大阪から帰った後の一発目の洗濯では、 コンビニで貰うプラスチックのスプーンを入れたままだった・・・。 むう、なんと学習能力の無い人間なんだろう・・・。 で、本日の夕食は前回来た時も行った近くの焼き鳥屋へ。 相変わらず美味くて安い。 こういう店に来たときは、ホント幸せである。 焼き鳥屋から引き続きになるのだが、四度talk様と二人で語り合う。 こんだけ飽きもせず語り合ってると「どんな話してるんだろう・・・」と気になる方が多いと思う。 でも、その内容だけは勘弁プリーズ、ここではとても書けません。 EVEの話は勿論ですが、ちょっとプライベートな話もありますんで。 まあ、・・・なんてことはありませんので、あしからず。 我々、そっち方面では至ってノーマルなんで。 <5月30日> 仕事最終日。 本当は荷物を持っていく予定だったのだが、 前日の朝のラッシュを体験する限り、ちょっと無理そうなので一度取りに帰ることにする。 (まあ、結果的にこの荷物を置いていったことが正解だった。) そして、仕事が終わってtalk様宅へ戻ったのだが、ここで色々な事件が発覚した。 流石に多くは語れないが、一つだけ言っておこう。 「俺のファインプレイが多いぞ、今回に限っては。」 東京行き最終の『のぞみ』で帰る予定だったのだが、 新幹線の時間がギリギリだったのと、私が疲れ気味だったことで、 早朝の『のぞみ』で東京に戻る事にする。 正直、もう少し話したいこともあったしね。(まだあるのかい!!) んで、朝までの束の間のヒトトキ、普段はなかなか出来ないだろう有意義体験をする。 〜 Zac.&talk、合同小説を書く 〜 お互いの色、というものがあるから中々上手く行かないだろう思っていたが、 なかなか良い作品が完成する。 いや、本当に面白かったですわ、これ。 「ヤらしい!」とか「クサい台詞!」とか飛び交ってたんだが、 どっちがどっちの台詞なのかは、皆様の御想像に御任せ。 機会があれば、またやってみたいなあ。 ギャラリーに掲載しますので、興味のある方は是非一読を。 そして、早朝6時12分の『のぞみ』で大阪を後にする。 なんか5日間もいると大阪に愛着が沸いてきてしまって、ちょっと旅立つのが辛かった。 ただ、東京で私を待っている人達が沢山いるし、ここは笑顔で・・・ね。 実際、待っていたのは仕事の山だったのだが・・・。 とまあ、長々と読んでくださって有難う御座いました。 正直なところ、まだまだ書きたいことは沢山ありますがこの辺で。 (四割くらいしか書いてないかなあ、多分) 兎に角、色々な意味で楽しい5日間でした。 大阪で御会いした皆様、今度は是非東京へいらしてください。 私が最大限のおもてなしを致しましょう。 オフ会、楽しかったです。有難う御座いました。 そして、5日間の宿を提供して下さったtalk様、 もう、言葉では表現できないくらい感謝しています。 どちらかと言うと迷惑ばっかりかけちゃいましたからねえ、私。 ちと図々しいですが、また行く事になったら宜しくお願いしちゃうかもしれません。 というか、仕事抜きで行きたいですね。 落ち着いたら一度普通に遊びに行きますので、その時はまた宜しくお願いします。 以上、大阪での5日間でした。 |