| 8月13日〜夏休み2日目 | |
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台風の直撃が予想された不安な日でしたが、 運良く別方向へ方向転換したため、カラリと晴れた良い天候に恵まれました。 午前中に1度沼津の実家へ戻り、 午後は連れと富士山の麓に聳える「愛鷹山」へと車で登る。 奇麗な水が好きな私にとって、 富士山の雪解け水が流れてくる静岡県東部地区は絶好のスポットであります。 ![]() 予定通りのコースをとりあえず回り、 普段は通ったことのない山道を通って隣町まで抜けたのですが、 (道に迷ったと言うのが正しいのだが・・・) その途中で運良くダムの下に広がる町営の公園を発見。 思いのほか人も少なく、川へも簡単に下りられそうなので、 ちょっと寄り道して川遊び。 冷たい水に足を浸かりながら、ヒグラシの泣き声を聴いていると、 「知らぬうちに過ぎていく夏をここ数年は送っていたんだな・・」 と実感させられました。 学生までは「夏」と言ったら長期休暇ですからね、 それは楽しくはしゃぎまわっておりましたが、 社会人になれば普通の1/365日に過ぎなくなってしまいます。 ほんの20分ぐらい遊んだだけでしたが、本当に楽しかったですよ。 夕方になり連れを東京へ見送った後、一度家に戻って墓参り。 その後は、旧友とバッティングセンターへ。 中学からの友人で、野球部で一緒だった事もあり、 会うと必ず1回はバッティングセンターへ行くことになります。 しかし、両者とも体の衰えは深刻なもので、 115kmの球に殆ど当たりません。 ゲージの入口には、 「中学生コース、打てれば君も4番かな?」 なんて看板が・・・。 既に中学生以下のレベルになり下がっています(涙) これはちょっとショックでした。 元々、打つよりも投げる方が好きだったので そんなに良いバッターではなかったのですが、 バッティングセンターの120kmぐらいは軽々と打っていました。 結局、2人とも殆ど空振りをしに行っただけとなり、 「バッティングセンター」ならぬ「空振りセンター」へ遊びに行った状態で無念。 ちょっと真剣に復活を考えなければ・・・と思いました。 さて、この友人なのですが、 中学・高校と同じ学校に通い、高校では3年間同じクラスだったという まあ「竹馬の友」と言っても過言ではない仲の良い人間であります。 私にも増して、経歴も人間的にもおかしな奴で、 大学に入ってからしばらくして連絡が入った時、 「俺、応援団入ったよ」 と突然言い出したのにはマヂ驚きました。 その反面、歴史には超詳しい。というか歩く参考書と言っても過言ではない。 私も歴史は得意でしたが、こいつだけにはどうしても勝てなかった。万年2位。 大学では念願の博物館司書の資格も取り、美術品を取り扱えるという 彼にとっては夢のような職業に就ける準備はできたのですが、 どうも博物館といった施設に就職するにはコネがないといけないらしく、 まずは重要文化財等を掃除する会社へと就職を決める。 が、入社直前に重要文化財を掃除する部署が解散となり、 ただのビル清掃会社へと変わってしまうアクシデントが発生。 「俺はビル掃除をやるために資格を取った訳じゃない!」 と吠えて、1年間の就職浪人生活へ。(まあ、そりゃそうだろう) 大学は既に卒業していたのだが、そっち方面ではかなり優秀なため、 教授の手伝いとして研究室に残る事が許される。 ただ、やっぱり美術品を扱う職種への就職は困難らしく、 家の事情もあり、1年後、とりあえず歴史の塾講として浜松へ。 しかし、その塾が廃校寸前のオンボロ塾で生徒がおらず、 飛び込みで教材を売る営業の毎日。 「営業になりたくて態々浜松まで出てきた訳ではない!」 と2度吠えて、沼津へ戻る。 現在、地元の某黒猫運送会社で美術品梱包を専門(主に仏像梱包)に働いております。 まあ、巡り巡って資格が生きる仕事に就けた訳で、本人も満足している様子。 なかなか出来る人がおらず、静岡県東部でかなり重宝されている存在のようで、 友人の私としても嬉しい限りです。 (まあ、美術品の梱包ができるような資格を持っている人は少ないでしょう) 歴史好きな人には興味深い話が聞けるので、毎回会うのが楽しみなんですよ。 15日には一緒に山梨へと「信玄巡り」に出かける予定であります。 天気が良いといいんだけどなあ・・・。 |
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